★9/18(月祝) くら寿司スタジアム堺
岡下杯堺東山ベースボールクラブカップが開幕。
初戦は富田林リトルシニアさんとの対戦。
🏆第4回 岡下杯堺東山BBCカップ
1回戦 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東大阪 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 6 |
富田林 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
初回先頭で出塁した叶大を2塁へ送り、昂大、斗稀、大悟の新クリーンナップの3連打で幸先よく2点を先制。
3回は3塁打の叶大を斗稀のタイムリーで返し効果的な追加点を挙げ、6回2死から楓太が3塁打を放ち、代打は充恭。
9月に入り、受験勉強のためチームを離れていた充恭にとってはこの日が中学野球の集大成、引退試合となる。ここで彼らしく『脚力』を活かした内野安打で貴重な追加点を挙げベンチの雰囲気は最高潮に達する。その後すかさず出る盗塁のサインに当然のように成功させる。
その充恭の奮起に小学時代から共に汗をかいてきた先発の広大が6.2回を散発3安打で清太郎に繋ぎ盤石の完封リレー。
チーム一体となった素晴らしいゲームでした💪
充恭、広大、斗稀。同じソフトボールチームから入団してきた3人だ。序盤主砲斗稀が2本のタイムリーで演出し、充恭がグランドを駆け回り、エース広大が相手打線をシャットアウトする。この日は彼らの日だったね。
寡黙で闘志をうちに秘める充恭。俺が俺がが特に多いこの学年で決して前に出ようとしない。その表に出ない気持ちが災いしてか試合で逆転タイムリーエラーをし、グランド外で大粒の涙を流した。でもそれも充恭の中学野球の一部だ。
彼には自分を律する強さがある。この2年半高いレベルで文武両道を継続し、かつ勉強時間を理由に練習を休んだことが一度たりともない。
スタッフはその彼の影の努力を知るからこそ、泥くさいこの日の内野安打と盗塁に彼の野球の真髄を目に焼き付けた。
BBCのスピードスターは最後の試合でも輝きを放った。
充恭、お疲れ様。頑張って夢を掴め。
ありがとう。